松山市年賀交歓会(市、市議会主催)が4日、同市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、地元政財界や各種団体の関係者約1300人が地域の発展に力の結集を誓った。
 年頭あいさつで野志克仁市長は、2050年を見据えたまちづくりの将来像を説明。「少子高齢化が進む中で、都市機能が中心部に集約するコンパクトシティーと全国17都市のみに残る路面電車などの公共交通という松山の宝を生かすべきだ」とし、行政と市民が一体で将来の姿を思い浮かべながらまちづくりに取り組もうと呼び掛けた。
 会場には、まつやま農林水産物ブランドの紅まどんなやぼっちゃん島あわびの試食ブースや、茶席が設けられ、参加者は和やかに年始のあいさつを交わしていた。